こんにちは、ふう子(@fukohimeno)です。
この記事では、風俗店とヤクザのリアルな関係性や実態について徹底解説していきます!
結論から言って、現在はヤクザと直接関係している風俗店はほとんど存在しませんが、やはり自分が選ぶ風俗店はヤクザと関係がないかどうか気になりますよね。
風俗で働いてみたいけど、選んだお店の経営者がヤクザだったらどうしよう…。
風俗店ってヤクザと関係があるのでは?
そんな不安を抱えている女の子はこの記事をぜひ最後まで読んでみてください!
記事後半ではヤクザが関わっている、いわゆる違法風俗店の特徴についても紹介します。
風俗店とヤクザは関係があるの?
この記事の冒頭でも書きましたが、現在はヤクザと直接関係している風俗店はほとんど存在しません。
もし一見コワモテ風の男性が風俗店にいたとしても、それはほとんどの場合は単に見た目が怖いだけのこと。
また、最近ではサラリーマンを脱サラしてデリヘルを始めた人が多く、暴力団やヤクザと関わりのない一般人の経営者がほとんどです。
ただ、世間一般の中では私たちも含め、風俗店と言えばヤクザと関係があると思っている人は少なくないのも事実。
それは何故なのかというと、実は1990年代の日本における風俗店は、そのほとんどがヤクザと関係があったからです。
ドラマや映画でよくあるような、
- ヤクザに売られた女の子が風俗店で働く
- 風俗店のバックには必ずヤクザがついている
- ヤクザが風俗店を経営している
- 風俗店でトラブルがあるとヤクザが登場
こんな展開も実際にあったようです。
当時営業していた風俗店の大半が、ヤクザに面倒を見てもらっている状態でした。
みかじめ料と呼ばれるお金をヤクザに支払う代わりに、風俗店で何かトラブルが起きたときにバックについているヤクザに解決してもらうという関係性があったのです。
そして、ヤクザは常に自分たちが面倒をみている風俗店を見回り、そのついでに新しく傘下に入れるお店を増やしていったのだとか…。
こういった目的があるヤクザの見回りを「地回り」と呼んでいました。
もう一度まとめておきますが、1990年代までは風俗店とヤクザはかなり濃い関係性があったのは事実ですが、現在ではヤクザと関係のある風俗店はほとんどありません。
なので、これから風俗で働きたいと思っている女の子は安心して働いてくださいね!
また、本当に信頼できる風俗求人サイトを使うことでヤクザ関係、違法風俗店も避けることができますよ。
私のおすすめの風俗求人サイトについては以下の記事で紹介していますので、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。
風俗店がヤクザと関わりたくない理由
それでは、なぜ風俗店とヤクザの関係がなくなったのか、その理由についてはこの章で説明していきます。
また、風俗店がヤクザと関わりたくない理由についてもあわせて紹介しますね!
ヤクザと関わるのはデメリットしかない
ひと昔前までは風俗店とヤクザは濃厚に関係がありましたが、実は現代において風俗店がヤクザと関わるとお店側に大きなデメリットが発生します。
そのため、お店側もヤクザとはあまり関わりたくないのです。
ねぇねぇ、なんで現在では風俗店とヤクザの関係はなくなったの?
それにヤクザと関わるとなんでお店側にデメリットが発生するの?
それは2009年に「暴力団排除条例」という条例が施行されたことが大きく影響してるんだよ。
ここでは暴力団排除条例の詳細については割愛しますが、この条例の目的は暴力団の資金源を断つこと。
市民や企業による、暴力団の利益となるような行為を禁止する条例です。
- 暴力団関係者との事業の契約
- 暴力団関係者の雇用
- 暴力団関係者との金銭の貸し借り
この暴力団とはヤクザのことを指していますが、暴力団排除条例ではこういったことを禁止しています。
ちなみにこの条例を破ると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられることになるので、風俗店側もヤクザと関わるのはデメリットしかなくなりました。
ヤクザと関わると警察からマークされる
ヤクザとの関係性が疑われると、警察からマークされるというデメリットもあります。
警察にマークされると最悪の場合、営業停止に追い込まれるリスクがあるため、ヤクザと関わると風俗店にとっては良いことはひとつもありません。
そのため、暴力団排除条例が施行されてからはヤクザと関わる風俗店は激減しました。
風俗店もヤクザとあまり関わりたくないというのはこうした理由からなのです。
そもそも現在では、1990年代のようにヤクザが台頭しているわけではなく、当時のようにヤクザの許可を得なければ風俗店を営業できないという状況でもありません。
ヤクザと関わりを持たなくても、風営法さえきちんと守っていればお店側は問題なく営業できるのです。
経営者が気づかないうちにヤクザと関わっているケース
前章で説明したとおり、風俗店側はヤクザとなるべく関わりたくないと考えています。
しかし、そんな風俗店の経営者でも気づかないうちにヤクザと関わってしまっているというケースもあります。
なぜなら、最近のヤクザは自分たちがヤクザであるということをうまく隠しているからです。
たとえば、具体例をあげると以下のようなケースですが、ここでは一つずつ詳しく紹介していきますね!
- 風俗専門のホームページ制作会社
- 風俗系の写真スタジオ
- アダルトグッズ・タオル・マットなどの販売元
- レンタル会社
- 賃貸物件の家主がヤクザ
風俗専門のホームページ制作会社
風俗店の営業には欠かせないのがグループや店舗のホームページ。
お店の収益に直結するため、最近の風俗店はほぼ間違いなくホームページを持っています。
実際、風俗で働くようになると、個人のプロフィールをホームページに掲載してお客様に宣伝するようになります。
私もお店のホームページには簡単なプロフィールや自己PR、出勤日などを載せてもらっています。
ただ、こういった風俗専門のホームページ制作会社にはヤクザが絡んでいることも…。
普段は風俗専門のホームページ作成を行いますが、その裏で投資やギャンブル関係の詐欺に近いような商品販売ページを作っている場合があるのです。
もちろん、その会社の従業員が全員ヤクザというわけではありません。
上層部にヤクザが絡んでいて、そのことを知らずに働いている従業員が大半です。
風俗系の写真スタジオ
風俗で働く場合、店頭に置いたり、ホームページに掲載したりするための在籍写真などを撮影することになります。
写真撮影はお店で行われることもありますが、しっかりとした在籍写真を何種類も撮る場合は専用の写真スタジオを利用する場合がほとんど。
このような風俗系の写真スタジオの経営元がヤクザである場合があります。
ちなみにスタジオを運営しているのがヤクザである可能性があるだけで、メイクをしてくれるスタッフさんや写真を撮ってくれるカメラマンさんなどがヤクザであるということではありませんよ。
アダルトグッズ・タオル・マットなどの販売元
風俗店で必ず使用するタオルやマット、オプションで使用するアダルトグッズなどはお店が購入して用意していますが、この販売元がヤクザのお店という場合があります。
もちろん、一般のお店を装って営業しているため、知らず知らずのうちにヤクザのお店から備品を購入してしまっているというパターンがあるのです。
購入した際のお金はもちろんヤクザの資金源になりますので、備品に関しては信頼のおけるお店を探して購入することが重要ですね。
レンタル会社
風俗店で使用するおしぼり、装飾品の観葉植物や絵などを貸し出しているのがヤクザ関係の会社という場合があります。
風俗店にこうした備品を貸し出し、そのレンタル料やリース料を徴収するのです。
ひと昔前はこうしたレンタル会社を経営しているヤクザは多くいましたが、現在では少なくなってきています。
現在でもこのような商売をしているヤクザはどちらかというと、風俗店よりもキャバクラなどのお店と関わっている場合が多いです。
賃貸物件の家主がヤクザ
風俗店を経営するにあたって、まず必要なのは事務所や待機所などの部屋や物件を借りること。
私も現在デリヘルで働いていますが、事務所や待機所は賃貸マンションの一室です。
こうした賃貸物件のおおもとの家主をたどってみたらヤクザだった…なんてことがよくあるみたいです。
しかもこのパターンは、賃貸物件を斡旋してくれる不動産屋すらもヤクザの物件だということを知らない場合があるので注意のしようがありません。
もしもヤクザの物件を借りてしまったら、突然警察によるガサ入れが行われることもあるので非常に面倒です。
風俗店が何か違法なことをしていたわけではなくても、警察のガサ入れが入っている間は営業することができませんので、その分の損失が発生してしまうのです。
ヤクザが関わっている風俗店の特徴
ヤクザが関わっているお店を見分けることができるのか、もし見分ける方法があるのなら知りたい方は多いでしょう。
100%確実な方法というのは正直なところありませんが、実はヤクザが関わっている風俗店には以下の3つの特徴があります。
- 営業を携帯電話だけで行っている
- 集客に出会い系サイトやマッチングアプリを使用している
- 集客に勧誘のチラシ(通称ピンクチラシ)を使用している
これらに該当する風俗店は知っていてあえてヤクザと関わっている、もしくは直接ヤクザに雇われている可能性が高いです!
売り上げの一部をヤクザに納めるという、暴力団排除条例に違反している確率も非常に高いので注意してください。
①営業を携帯電話だけで行っている
こちらに関しては、警察がガサ入れに来たときに、携帯さえ使用不可能にしてしまえばすぐに証拠隠滅ができるという理由から、携帯電話のみで営業している可能性があります。
②集客に出会い系サイトやマッチングアプリを使用している
こちらに関しては、公に風俗雑誌や風俗情報サイトで集客ができないために、出会い系サイトやマッチングアプリを使用して集客している可能性があります。
また援交デリヘル、いわゆる援デリである可能性も高いため非常に危険です。
③集客に勧誘のチラシを使用している
こちらに関しても、公な集客ができないことからとる手段ですが、ピンクチラシを使用することは風営法違反にあたります。
知らないうちにヤクザに関わってしまっているのと、あえて関わっているのとでは全く違います。
もしも自分が働く予定、もしくは働いているお店が上記の3点に当てはまる場合は要注意。
怪しいと感じたら、なるべく早い段階で退店してしまったほうが良いでしょう。
上記の対策としては、今後風俗店で面接を受ける際に「風営法の営業許可はとっていますか?」と確認するという方法があります。
また、裏風俗やボッタクリのお店は完全に法律外にあるお店なので、暴力団員や半グレのメンバーと繋がっております。
もしこれらの風俗店で働いてしまうと、何らかのトラブルに巻き込まれてしまうことがあるので注意が必要です。
暴力団新法による規制が強まったため、表には出ずにより巧妙な形で暴力団が関与しているケースもありますが、何かしら暴力団と繋がりがあるのは間違いがないです。
この記事を読んでくれている方は、このような風俗店では絶対に働かないようにしましょうね。
ヤクザ関係の風俗店で働くのは危険
ヤクザ関係の風俗店で働くのは、正直とてもリスクが高く危険です。
それはなぜか?
もしも摘発があった場合は、ヤクザだけでなくそのお店で働いていた従業員もまとめて逮捕されてしまう可能性があるからです。
もちろん、ヤクザと関わりのある風俗店がすべて警察にバレて摘発されるというわけではありません。
しかし、ヤクザ絡みでない一般の風俗店で働くのに比べ、逮捕されてしまうリスクがあるというのは大きなデメリットですよね。
下手をすると前科がついてしまうこともありますし、風俗勤めを知られたくない家族や彼氏にもバレて、稼いだお金関係で追徴課税されるという可能性も…。
まさに踏んだり蹴ったりです。
そんなことにならないためにも、ヤクザと関わりのない普通の風俗店で働くようにしましょうね。
ヤクザと関わっている風俗店は毎年摘発されている
ヤクザと関わっている風俗店が、実は毎年のように摘発されているということはご存知でしょうか?
私はニュースで見たことないけど…。
という方も多いと思いますが、実は摘発の数が多すぎていちいちニュースにならないレベルであるということは知っておいてください。
ヤクザと関わっている風俗店は、ヤクザの資金源となっています。
これは警察からすると絶対に放置しておけない事態のため、風俗店とヤクザの関係については常に目を光らせているのです。
もしもヤクザが絡んでいるということが知れた場合、風俗店は一発で営業停止。
なんと裏付けのない噂の時点でも、逮捕状が出るレベルで警察は臨戦態勢なのです。
覚えておきたいヤクザの基礎知識
ここまで風俗店とヤクザの関係についてお話してきましたが、ヤクザとはどういったものなのか詳しくわからないという方もいるのではないでしょうか。
ヤクザについて正しい知識を持っておいたほうが、もしもの時には役立つかと思いますので、最後に覚えておきたいヤクザの基礎知識を紹介していきますね。
そもそもヤクザ(暴力団)とは?
ヤクザとは、一言で説明すると「暴力あるいは暴力的脅迫によって自己の私的な目的を達しようとする反社会的集団」のこと。
彼らは犯罪活動によって収入を得ています。
じゃあ、何ですぐにヤクザが逮捕されないの?
ヤクザがいなくならないのは何でなの?
こんな疑問を持つ方もいるかと思いますが、警察はヤクザであるということがわかっていてもそれだけでは逮捕することはできません。
日本には「結社の自由」など、グループを構成することを認める法律があります。
ヤクザとしての集団があったとしても、犯罪の証拠がなければ警察は動くことができないのです。
なので、ヤクザは犯罪をうまく隠し、現在でも存在し続けているのです。
指定暴力団・半グレ・愚連隊の違い
一般人である私たちがヤクザや暴力団と呼ぶ集団は、
- 指定暴力団
- 半グレ(準暴力団)
- 愚連隊
をすべて一緒くたにしている場合が多いです。
しかし、実はそれぞれのグループには違いがありますので説明していきたいと思います。
指定暴力団
指定暴力団とは、公安委員会(警察を管理する行政委員会)に指定されている、規模の大きなグループを指します。
有名どころで言うと「山口組」などが、この指定暴力団に当たります。
現在では、この山口組を含み全国で24組が指定されています。
半グレ
ヤクザとしての団体には正式に所属することなく、麻薬などの密売や恐喝、窃盗などの犯罪を繰り返すグループを指します。
最近の社会問題となっている振り込め詐欺や闇金なども、この半グレ集団が関わっていることが多いため問題視されています。
愚連隊
愚連隊とは、主に繁華街で活動する不良青少年の集まりを指します。
違法行為や暴力を行使し、一時期は社会問題にもなっていました。
不良になることを「グレる」と表現することが愚連隊の名前の由来となっています。
主に暴走族などがこれに当てはまります。
なぜヤクザは風俗店と関わるの?
過去から現在にかけて、ヤクザが風俗店と関わり続けているのはなぜなのか。
それは、お金の徴収が目的です。
ヤクザの収入源は様々な違法行為によるものですが、そのなかのひとつが風俗店から徴収するお金。
ひと昔前は風俗店がヤクザに、記事前半でも触れた「みかじめ料」を支払うのは当たり前でした。
しかし、最近では風俗店側もヤクザと関わることによるデメリットをよくわかっています。
そのため、現在のヤクザは単にみかじめ料を徴収するのではなく、風俗店の経営ノウハウや脱税の手引きなどを指南。
風俗店がその知識を活用して売り上げたお金から、パーセンテージで徴収する「経済ヤクザ」と呼ばれるヤクザが増えてきています。
風俗店とお互いに利益のある関係を築き、関係性を切られないようにヤクザ側も工夫しているのです。
風俗店と関係すればするほどヤクザは儲かる。
だからこそ、ヤクザは現在でも風俗店と関係を持ちたがるのです。
まとめ
今回は、風俗店とヤクザの関係について詳しくお話ししました。
昔のように、風俗店が必ずヤクザと関係しているということは現在ではありません。
ほとんどのお店が普通に運営しているお店なので、その点は安心してください。
ただ、ヤクザと関わりのあるお店がゼロであるとは言い切れません。
この記事の中でも紹介したとおり、ヤクザと積極的に関わっているお店には特徴があります。
もしも自分が働いている、もしくは働こうとしているお店が怪しいと感じた場合には、別のお店を選んで働くようにしてくださいね。
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